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クリスマスが間近に迫ったある雪の夜
私は、天使に出会った
翼を失った、とても美しい天使に
A Christmas Story
— Paradox of Love —
あらすじ
寒冷化が進む未来の東京。貧民街の外れで小さな診療所を営む医師・柘植の元に、ある冬の寒い夜、一人の青年が運び込まれた。
背中に、まるで翼を斬り取られてしまったかのような、大きな二本の傷を負って。
関わるべきではない「人あらざる者」であると気付いていながら、傷付き凍りかけた青年を、見過ごすことはできなかった。
柘植は、翼と共に記憶まで失ってしまった青年に、「つばさ」という名を付けた——
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